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<title>ili-zine</title>
<link>http://www.ilii.co.jp/ili-zine/</link>
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<language>ja</language>
<copyright>Copyright 2012</copyright>
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<title>最終回 「会社から社会へ」</title>
<description><![CDATA[<p>　まさか数件フォローの電話をしただけで商談化する案件が出てくるとは全くの<br />
　想定外だった。もう辞めようなどと思っていた気持ちはどこへやら、さっそ<br />
　く半日くらい臨時休業にして、前例のない展開を引き寄せたことにしみじみす<br />
　ることにした。<br />
　<br />
　もちろんいきなり有望な商談が出てきても、それ以降全て空振りということも<br />
　ある。そうなると結局その1件はマグレだったということだ。だが、ここでもし<br />
　もう1件商談が出てこようものなら、それはもう偶然ではない。自分なりの受注<br />
　構造の原型を開拓できたと評価することができるだろう。<br />
　<br />
　そもそもビジネスというのは、今日の偶然を明日の必然にどうやって変えていく<br />
　のか、そのたゆみない工夫を言うのではないか。<br />
　<br />
　だから1件から2件のその間には、0件から1件の間と同じくらい深い淵が口をあ<br />
　けている。その淵を越えたとしても、今度はその受注構造を洗練していかない<br />
　といけない。<br />
　<br />
　さらには、その仕組みがそもそも事業を継続・発展していけるだけの収益を<br />
　もたらすのかという、これまたもっと根本的な問題が待っている。<br />
　<br />
　そう考えると相変わらず視界不良で、やっぱり自分の能力をはるかに超えた挑<br />
　戦なのではないかとめまいがしてくる。ならば少しの間くらい楽天的な時間を<br />
　過ごさないと心が折れそうだ。<br />
　<br />
　でも、その後フォローした顧客の反応もそれほど悪いものではなかった。<br />
　「研修があったらお願いするのですが」という反応や、嘘か本当か「今は別の<br />
　改善テーマに取組んでいるが、それが終れば相談させて頂きたい」という人も<br />
　いた。<br />
　<br />
　もちろん不要という顧客の方が多いのは事実だ。<br />
　けれども「うちの営業にはあわない」「資料の字が多すぎる」とお叱りを受け<br />
　ても、「でも、大変勇気がある方だと思いました」となぜか励ましを受けたり<br />
　することもあった。<br />
　<br />
　「ホームページを見ました」という人もいて、アクセス数の増加も裏づけが<br />
　取れた。<br />
　<br />
　嬉しいのは、顧客の口から何らかの評価を聞けることだ。<br />
　電話営業ではコンサルティングのニーズがあるかどうかについて深い理由を聞<br />
　くことは難しい。こちらから相手に対して「どのように役に立ちたいのか」「<br />
　なぜ役に立てるのか」その理由を示しもしないで、市場から有益な情報を引き<br />
　出すことはできない。<br />
　<br />
　「人生意気に感ず」という好きな言葉がある。<br />
　人というのは結局人の前向きな姿勢に触発されて行動するものということだ。<br />
　<br />
　今回の資料にはこれまでの営業に関する研究成果を詰め込んだと書いたが、今<br />
　考えると市場に対して本当に発信したかったのは「このようなコンサルティン<br />
　グができます」ということではなく、仕事にかける覚悟だったのだろうと思う。<br />
　<br />
　そして、そのメッセージを受け取った一部の人の心に何かしら響いて、思わず<br />
　その口を開かせたのかもしれない。その意気を感じてくれた人の中から私が貢<br />
　献すべき新たな顧客が出てくると信じたい。<br />
　<br />
　しかし、世の中先に結果が分かっていればどれほど楽だろうと思う。例えば、<br />
　このまま事業を続けていればなかなか良い仕事ができて、さらに人並みの生活<br />
　も送れますよと事前に分かっているならば、もちろん視界不良を恐れることは<br />
　ない。<br />
　<br />
　けれども、世の中の全ての問題の構図はつまるところ同じだ。例えば原発。<br />
　<br />
　もし将来的に全ての原発が地震で壊れることもなく、さらに画期的な放射性廃<br />
　棄物の処理方法が見つかると予め分かっていれば、再稼働に反対したりはしな<br />
　い。分からないからこそ、悩むのだ。これは正解のない難しい問題だ。<br />
　<br />
　けれども私たちはそれを様々な行為を通して選択していかなければいけない。<br />
　政治的に有権者として投票することによって。そして、経済的には生産者とし<br />
　て商品を提案することで、消費者としては商品を選択することで。<br />
　<br />
　原発に対してどのような姿勢の政党に投票するべきか。あるいは電気はどこか<br />
　ら買うか。どんな電気を使っている企業から商品・サービスを買うか。<br />
　それはつまるところ「豊かさとは何か」ということに対する私たちの投票だ。<br />
　市場に売られている商品は自分のためだけに買うのではない。買うという行為<br />
　は次の世代に残すべき企業を選択することで社会の豊かさについて意見を表明<br />
　する行為だ。<br />
　<br />
　であるならば経営とはどんな未来を残したいのかということに対する提案でな<br />
　くてはならないはずだ。しかし、何も特別な専門知識を要することではない。<br />
　<br />
　その商品は自分の大切な人にも胸を張って売れるものか？<br />
　会社とは面白くない場所のままで良いのか？<br />
　サービス残業、過重労働、労災、そして過労死。「欲しがりません、勝つまでは」<br />
　「御国のために」「神風」。あの悲惨な戦争から私たちは一体何を学んだのか？<br />
　<br />
　会社とはそういうものだという考えが、そういう社会を作るのだ。今日の改善<br />
　は自分達のためだけにやるのではない。全ては明日の社会に通じているのだ。<br />
　<br />
　会社は社会の一部。何かに疑問を感じること、自分が見える範囲で会社の何か<br />
　を良くしようと行動することの全て正しい。ただし、それを最終的に審判する<br />
　のは消費者だ。<br />
　<br />
　そういった意味では私たちにはまだまだ学ばなければならないことがありそう<br />
　だ。消費者としてもっと企業を見る目を養っていかないといけない。<br />
　<br />
　生産者としてもっと情報を公開して説明責任を果たさないといけない。<br />
　<br />
　選挙権・被選挙権を有する者として公正な競争ルールについて考えないといけ<br />
　ない。<br />
　<br />
　でも、こういった経済的・政治的な権利を行使する土台となるのは、きっと<br />
　もっと身近なことだろうと思う。<br />
　<br />
　それは何が正しいかを語らうことではないか。家族ともっと話をする、会社の<br />
　人と夢を語る、いろいろな人とお酒を飲む、SNSをやる、つまり恐れずに本音を<br />
　言うこと。<br />
　<br />
　それにこのイリジンも。これら全てが苦手な私にこのような場を2年間頂いたこ<br />
　とにとても感謝しています。<br />
　<br />
　ちなみに、もし私の商売が事前にうまくいかないという結果が分かっていれば<br />
　どうするか？<br />
　<br />
　とは言っても結果は分からないから、やっぱり事前に結果が分からないという<br />
　のは良いことなのだねと今日もお仕事に励むのである。</p>

<p><br />
　<br />
　<a href="http://www.ilii.co.jp/ili-zine/archives/3330_/index.html">33歳の起業奮闘記 〜30歳のがん闘病者 その後〜バックナンバー</a><br />
　<br />
　<a href="http://www.ilii.co.jp/ili-zine/archives/30_/index.html">30歳のがん闘病記 バックナンバー</a>　<br />
</p>]]></description>
<link>http://www.ilii.co.jp/ili-zine/c/000767.html</link>
<guid>http://www.ilii.co.jp/ili-zine/c/000767.html</guid>
<category>33歳の起業奮闘記〜30歳のがん闘病者 その後〜 - 鶴田 寛之</category>
<pubDate>Thu, 10 May 2012 10:59:28 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>◆トリビア＜118＞ Facebookのつながりを活用した共同購入ECサイト</title>
<description><![CDATA[<p>ネット関連事業を手がけるアフター・ザ・ゴールド・ラッシュ（ATGR社）は、<br />
SNSサービス「Facebook」のつながりを活用し、話題のスイーツや地方の名産品を<br />
共同でお取り寄せできる通販サイト「iemog（イエモグ）」を6月よりスタートする<br />
と発表しました。</p>

<p>「iemog」は、購入したい商品を選んでFacebookの友達で仲間を募り、人数が<br />
集まった時点で共同購入するしくみ。<br />
職場や近所の友達同士でまとめて注文すれば、送料も安く済むというのがこの<br />
サービスのウリのようです。</p>

<p>最近は、コストコの大容量商品を近所の友達同士でシェアするのも流行っています。</p>

<p>もともと嗜好の似ている友達同士。<br />
合理的で楽しいこのようなサービス、友達同士なら受け入れられそうですね。</p>

<p><br />
出典：月刊ネット販売Online</p>]]></description>
<link>http://www.ilii.co.jp/ili-zine/c/000766.html</link>
<guid>http://www.ilii.co.jp/ili-zine/c/000766.html</guid>
<category>通販トリビア</category>
<pubDate>Wed, 09 May 2012 15:23:44 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>花のような笑顔と思いやり</title>
<description><![CDATA[<p><a href="http://www.ilii.co.jp/ili-zine/archives/2012_05_l.html" onclick="window.open('http://www.ilii.co.jp/ili-zine/archives/2012_05_l.html','popup','width=800,height=617,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img alt="2012_05.jpg" src="http://www.ilii.co.jp/ili-zine/archives/2012_05.jpg" width="450" height="347" border="0"></a></p>

<p><br />
　<br />
　朝、たまに地下鉄神楽坂の赤城神社側出口から会社に向かう。<br />
　<br />
　赤城神社を坂の頂点としてして江戸川橋方面へは曲がりくねった急な下り坂だ。<br />
　<br />
　このあたりは古くからの家や銭湯などが残り、下町風情を漂わせている。<br />
　道も狭く一方通行路も多いので車の往来もなく、とても静かだ。<br />
　<br />
　赤城神社を左に曲がったところで、坂の下の方からかなり大きな怒鳴り声が<br />
　聞こえてきた。<br />
　<br />
　「ほらぁ！なにやってんだ！〆＊$?#%×☆っていっただろう！まったくぅ！」。<br />
　<br />
　一瞬、喧嘩か！と思ったが、言い争っているようには聞こえない。<br />
　一人が一方的に怒鳴っているようだ。<br />
　<br />
　僕は何事だろうと思い、歩を速めた。坂を見下ろせる地点に着いて見えてきた<br />
　のはゴミ収集車と二人の作業員だった。二人のうちの一人（年配作業員）が<br />
　もう一方の一人（若手作業員）を怒鳴りあげているのだった。<br />
　<br />
　二人は道の左側を収集車の後ろにつくかたちゆっくりと進んでいた。僕は道の<br />
　右側を歩いて坂を下りて行った。<br />
　<br />
　ほどなくして僕は彼らの右後方まで近づいた。<br />
　年配作業員はまだ怒鳴っていた。若手作業員はその怒鳴りに立ち向かうでもな<br />
　く謝るでもなく、ただ下の方を向いて歩いていた。<br />
　<br />
　僕は横目で彼らを窺いながら彼らの真横地点まで近づいた。<br />
　<br />
　ちょうどその時、収集車が止まり、二人はゴミを収集車に入れる作業に入って<br />
　いた。年配作業員がゴミを入れた。次に若手作業員がゴミを入れた。<br />
　<br />
　その瞬間ゴミ袋が収集車の巻き取り口に潰され「パンッ！」と鳴った。<br />
　そして破裂したゴミ袋から埃だかゴミだかが吹き出し若手作業員の顔にかかった。<br />
　<br />
　僕は自分にかかったわけではないのに「ウッ」となり、息が止まった。<br />
　と同時に子供の頃を思い出した。<br />
　<br />
　子供の頃、僕の家から200メートルほど先に大きな家があった。僕の家の三倍は<br />
　ある大きな家だった。<br />
　<br />
　僕は母親に聞いた。<br />
　「どうしてあんな大きな家が建てれるの？」。<br />
　<br />
　母親は言った。<br />
　「人がやりたがらない仕事しているからだよ」。<br />
　<br />
　その家のおじさんの仕事は屎尿処理業であった。当時はまだどこの家もボット<br />
　ン便所であった。僕の家も当然定期的に汲み取りを依頼した。<br />
　<br />
　汲み取りにはその大きな家のおじちゃんがバキュームカーを運転してやってきた。<br />
　家に前にバキュームカーが止まると家の中まで臭くなった。<br />
　僕は耐えられなくなり「遊んでくるっ！」と言ってバキュームカーの横を息を<br />
　止めて遊びに出掛けていた。<br />
　<br />
　僕はどんなにお金が儲かってもこの仕事はできないと思った。僕が初めて社会<br />
　の仕組み、経済の仕組みを母親に教えられた遠い記憶だ。<br />
　<br />
　ゴミ収集の仕事も臭い。そして臭いだけではなく、腰を酷使する過酷な仕事だ。<br />
　でも、この「人がやりたがらない仕事」が高給をもたらすものではないことを<br />
　大人になった今の僕は知っている。彼らのいらつきや辛さはわかっても解消す<br />
　るすべは持っていない。<br />
　<br />
　息が止まった僕をよそに若手作業員は何もなかったかのようにゴミ袋を収集車<br />
　に入れ続けた。年配作業員はまだなにやらブツブツと言っていた。<br />
　<br />
　そこに突然白髪のお婆ちゃんが現れた。<br />
　僕は二人の作業員ばかりを見ていたので、まさに突然視界に現れたお婆ちゃん<br />
　だった。お婆ちゃんは花のような笑顔で二人の作業員に近づいた。<br />
　手にはレジ袋に入った缶を持っている。作業員が収集しているのは燃えるゴミ<br />
　で缶や瓶ではない。<br />
　<br />
　僕は「また間の悪いことを・・」と、その様子を心配しながら見ていた。<br />
　すると、お婆ちゃんに気付いた若手作業員が「あら〜あらら〜?」とお婆ちゃん<br />
　の差し出すレジ袋を笑顔で受け取った。<br />
　<br />
　遅れてそれに気付いた年配作業員も先ほどまでとは一変、笑顔でお婆ちゃんに<br />
　挨拶した。<br />
　<br />
　僕は二人の変豹ぶりに驚き、もう一度レジ袋を見た。<br />
　レジ袋に入っていたのはカラの缶ではなく、まだ開けられていない缶コーヒー<br />
　が3缶入っていたのだ。<br />
　<br />
　それは作業員達への差し入れの缶コーヒーだった。<br />
　僕の後ろからはもう怒鳴り声が聞こえなくなっていた。</p>

<p><br />
　<br />
　<strong>イラスト：福田泰孝（ふくだやすたか）</strong><br />
　大阪在住のグラフィク・デザイナー/イラストレーター。<br />
　『悲惨な状況を爆笑のネタへと昇華する』才能とセンスの持ち主。<br />
　彼のいる空間では笑いが絶えることはない。通称『福ちゃん』。　</p>

<p><br />
　<a href="http://www.ilii.co.jp/ili-zine/archives/_by_ilii/index.html">今月のひとことバックナンバー</a><br />
　<br />
</p>]]></description>
<link>http://www.ilii.co.jp/ili-zine/c/000765.html</link>
<guid>http://www.ilii.co.jp/ili-zine/c/000765.html</guid>
<category>今月のひとこと - 青沼 克一 by ilii</category>
<pubDate>Mon, 07 May 2012 17:22:56 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>第11回  サービスバリューを高める</title>
<description><![CDATA[<p>　いよいよ新学期ですね。<br />
　企業では新しい年度がスタートした所も多いのではないでしょうか。<br />
　<br />
　クワッチの世界では、今年度の繁殖に向けたブリードの種親を起こしてペア<br />
　リングシーズンの到来です。<br />
　<br />
　例年、我が家でも種親候補の個体を起こして先ずは十分餌を食べさせます。<br />
　起こしてと言いましたが、勝手にこの時期になるとモソモソと這い出してく<br />
　る個体もいれば、まだ飼育ビンの奥底でジッとしている個体もいます。<br />
　<br />
　そのような場合には、観葉植物用の簡易型の温室に投入してパッチリ目を覚<br />
　ましてもらいます。<br />
　<br />
　そして十分餌を食べていることが確認できた個体を中心にペアリングを実施<br />
　します。<br />
　<br />
　ペアリング期間（ハネムーン）は、我が家では大体一週間ほどです。その間<br />
　にオスとメスの交尾が目視で確認できればベストですが、日中餌皿の下で仲<br />
　良く添い寝をしているようであれば結婚していると判断しても構いません。<br />
　<br />
　オオクワガタは、比較的大人しい性格ですので、オスがメスを挟み殺すこと<br />
　は滅多にありません。<br />
　<br />
　しかし、気性の荒いヒラタクワガタの仲間はメスを殺してしまう場合もあり<br />
　ますので注意が必要です。<br />
　<br />
　一週間のペアリングを終えたメスは、十分餌を食べさせます。そして産卵セ<br />
　ットと呼ばれるクヌギの朽木を入れた容器に投入して産卵してもらいます。<br />
　<br />
　さて、クワッチの話はこのくらいにして本題に入りたいと思います。<br />
　<br />
　事前期待のマネジメントについては、僕の予想を上回る反響を頂き、本当に<br />
　ありがとうございました。<br />
　<br />
　今回は、事前期待のマネジメントの大切さを意識しながらお客様（私の場合<br />
　は全国のクワガタ愛好家の皆さん）の為にサービスバリュー（価値）を如何<br />
　に上げて行くかについて考えてみたいと思います。<br />
　<br />
　サービスバリューを高める活動には、いくつかの視点があります。<br />
　<br />
　◆「ワンストップ性を高める」ことで、お客様からすると一括して安心して<br />
　　お任せできるようになります。<br />
　　<br />
　◆「サービス品質を向上させる」ことで、お客様の信頼感をアップさせるこ<br />
　　ともできます。<br />
　　<br />
　◆「サービス提供の効率を上げる」取り組みも価値向上に役立ちます。<br />
　<br />
　◆「予想されるリスクを下げる活動をする」ことで、お客様の安心感醸成に<br />
　　役立ちます。<br />
　<br />
　◆「ホスピタリティを高める活動をする」ことでお客様を更にファンにする<br />
　　ことができるかもしれません。<br />
　<br />
　◆「お客様のプライドを満たす」ことでお客様の帰属意識を高められるかも<br />
　　しれません。<br />
　<br />
　◆「エコロジー性を高める」ことで、環境問題に関心のあるお客様のハート<br />
　　をつかむ事ができるかもしれません。<br />
　<br />
　◆「ライフタイムマネジメントを考慮する」ことで継続してそのサービスを<br />
　　利用してもらえるようになるかもしれません。<br />
　<br />
　◆「ワン・トゥ・ワン性を高める」ことで、お客様のハートを更にしっかり<br />
　　とつかめるかもしれません。<br />
　<br />
　◆「既存のサービスに何かを組み合わせる」ことで新しい価値が産まれるか<br />
　　もしれません。<br />
　　<br />
　◆「サービスを見える化する」ことでお客様に納得してサービスを利用して<br />
　　もらえるようになるかも知れません。<br />
　　<br />
　◆「お客様がやりたくない事を代行してあげる」ことでサービスの価値を上<br />
　　げられるかも知れません。<br />
　<br />
　皆さんのまわりのサービスでもサービスバリューの向上に成功している例が<br />
　あるかもしれませんね。サービスバリューを高めることで無用な価格競争から<br />
　脱出できると考えています。<br />
　<br />
　図は、僕がサービスサイエンス仲間と議論したときの新サービス提供の<br />
　アイデアです。</p>

<p>　※クリックするとPDFが開きます。</p>

<p><a href="http://www.ilii.co.jp/ili-zine/archives/201204slide.pdf"><img alt="201204slide.jpg" src="http://www.ilii.co.jp/ili-zine/archives/201204slide.jpg" width="450" height="338" border="0"/></a></p>

<p><br />
　<br />
　この中で実際にサービスとして既にWeb上で展開しているのも幾つかあります。<br />
　<br />
　「飼育自慢」「お国自慢」は、お客様のプライドを満たす取り組みとして<br />
　考えられました。お譲りした個体の子孫の紹介や全国各地のクワッチの故<br />
　郷の紹介です。<br />
　<br />
　「ブリード安心サービス」は、いままでも個別に実施していた飼育相談を、<br />
　私の飼育個体を購入していただいた方のみ無料でお受けするサービスとして<br />
　見える化したものです。<br />
　<br />
　「がんばれ！パパクワッチ！」は、お父さんと主人公のはなちゃんがクワ<br />
　ッチの飼育を通して成長していく姿を描いた小説です。<br />
　<br />
　「Twitterによるブリーダーのつぶやき公開」は、ワン・トゥ・ワン性を高<br />
　める狙いがあります。<br />
　<br />
　「facebookページによるコミュニティ化」は、本格化はこれからですが、<br />
　ホスピタリティ性の向上を狙っています。<br />
　<br />
　もしよろしければ、皆さんの周りのサービスでサービスバリューを向上させ<br />
　ている事例がありましたら是非教えてください。<br />
　<br />
　次回のコラムで紹介させて頂きたいと思います。<br />
　<br />
　（つづく）</p>

<p>　<a href="http://www.ilii.co.jp/ili-zine/archives/_/index.html">がんばれパパクワッチ バックナンバー</a><br />
　<br />
</p>]]></description>
<link>http://www.ilii.co.jp/ili-zine/c/000764.html</link>
<guid>http://www.ilii.co.jp/ili-zine/c/000764.html</guid>
<category>がんばれ！パパクワッチ - 柴崎 辰彦</category>
<pubDate>Fri, 20 Apr 2012 09:38:11 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>第42回 「サ」がつくもの</title>
<description><![CDATA[<p>　40年ほど前に解散したトワ・エ・モアというデュオが・・・・・・と書きなが<br />
　ら、念のためにWikipediaを見てみると二人は1998年に再結成して現在も活動中<br />
　なのでした。。。適当なことは書けないですね。<br />
　<br />
　そのトワ・エ・モアには『或る日突然』二人黙るという歌や『誰もいない海』、<br />
　『虹と雪のバラード』など数多くのヒット曲があるのですが、『「ア」がつく<br />
　もの』というあまり知られていない（？）歌もあります。<br />
　<br />
　「ア」がつくもの♪　愛だけあるの♪、というような歌詞でした。<br />
　<br />
　「ア」がつくものが、「愛」だけというのはいかがなものか、という世論の声<br />
　もありますが、それは置いといて、今回は「サ」がつくもののお話しです。<br />
　（前置きが長いです）<br />
　<br />
　この時期、「サ」がつくものと言えば、北上中の「サクラ」前線が真っ先に頭<br />
　に浮かびます。<br />
　<br />
　なぜか日本人はサクラが大好きですね（この件に関しては有史以来100万人くら<br />
　いの人が考察しているので、特に触れません）。<br />
　<br />
　「お花見」の「花」は桜と決まっています。梅でも蘭でもチューリップでもな<br />
　いのです。<br />
　ましてや長澤まさみや堀北真希や原節子ではないのです（彼女たちは高嶺では<br />
　ありますが）。<br />
　<br />
　一休さんも、「花は桜木、人は武士（男は花道、じゃないですよ）」と言って<br />
　います。<br />
　<br />
　和歌の世界でも美男の誉れ高い在原業平さんが<br />
　「世の中に　たえて桜の　なかりせば　春の心は　のどけからまし」と詠って<br />
　います。<br />
　（たしかに、この世に桜が無ければ、いつ咲くかとか、いつ散るかと思い悩む<br />
　こともないですし、花見宴会の騒々しい酔漢も現れないので、のどかなことで<br />
　しょう）<br />
　<br />
　対するに美女の代表格で業平さんに片思いの小野小町さんは<br />
　「花の色は　移りにけりな　いたづらに　我が身世にふる　ながめせしまに」<br />
　と詠っています。<br />
　（時が経って色褪せた桜のように、ただなんとなく時間が過ぎて自分の容色も<br />
　褪せてしまったわ、キーっ悔しい的な歌ですが、桜は色褪せるよりも散るもの<br />
　ですね。花の種類が違うのかも・・・。それにしても、「弁慶と小町はバカだ<br />
　なぁ云々」という古川柳がありますが・・・、桜とは関係ないので割愛します）<br />
　<br />
　<br />
　時代はくだって武士から「とらばーゆ」した桜好きの西行法師さんは<br />
　「願わくば　花の下にて　春死なむ　そのきさらぎの　望月の頃」と詠ってい<br />
　ます。<br />
　（この願いのとおり桜の満開の時期に亡くなられたそうです。なんでも願って<br />
　みるものですね）<br />
　<br />
　昭和の初めに書店にて、レモン爆弾テロを企てた梶井基次郎さんは<br />
　「桜の樹の下には屍体が埋まっている！」という書き出しの短篇を書いています。<br />
　（桜の淡い桃色は不可思議です。とくに夜桜は観る人の気持ちを妖しくさせま<br />
　す。そして樹の下に埋まっているのはもちろん西行法師です）<br />
　<br />
　なんだか、話がヘンな方向に行きそうなので、まったく別な「サ」がつくもの<br />
　のお話しをします。<br />
　<br />
　それは「サウナ」です。<br />
　正式には「サウナ風呂」、フィンランド発祥のお湯のないお風呂です。お湯は<br />
　ないけど風呂なので裸です。って、たいていの人は知ってますよね。<br />
　私も以前は「たいていの人」と同じくらいのレベルで知っていました。<br />
　<br />
　具体的には、室内プールやスポーツジムなどにあるサウナに、プールで冷えた<br />
　体（暖まるまで泳いだことがない、というよりも泳げない）を暖めるために<br />
　何度か入ったことのあるレベル。<br />
　<br />
　理解度としては、摂氏100度くらいに熱せられた木の部屋の中で、ただひたすら<br />
　熱さに耐えながら、汗をかく。<br />
　<br />
　力石徹は減量のために入っただろうけど、Ｍ系の人は新たな境地を開拓するた<br />
　めで、一般の人なら修行か、ある種の罰ゲームに用意された施設であるに違い<br />
　ないという生半可な理解。<br />
　<br />
　そんな誤った漠然としたサウナ感しかなかったのですが、数年前にある人から<br />
　サウナのコツを教わって、サウナの魅力の一端に触れたのでした。<br />
　<br />
　そのコツとは、熱いサウナ（蒸し風呂）と冷たい水風呂のアンサンブルなので<br />
　すが、その具体的方法は後で詳述するとして、一旦、一端に触れると、すぐに<br />
　のめり込む性格ゆえ、その後も折に触れ、健康ランドやスーパー銭湯のサウナ<br />
　で、サウナの道を究めるべく精進に精進を重ねることとなったのでした。<br />
　<br />
　普段は熱しやすく冷めやすい性格なのに、この件だけはなかなか冷めません。<br />
　熱いサウナだけに（と上手いことを言ってみる）。<br />
　<br />
　そもそもサウナにどうやって入るのが正しいのか？<br />
　国際的なルールはあるのだろうか？<br />
　いろいろ調べてみましたが、こればかりは諸説あって、定説はありません。<br />
　<br />
　定説はありませんが、原則はあります。<br />
　日本におけるサウナの原則は、全裸で、サウナ（蒸し風呂）に入って十分に<br />
　茹であがってから、水風呂に入ってクールダウン、その後お風呂内の椅子など<br />
　で十分にボンヤリしてから、またサウナに入り・・・以下、繰り返し。<br />
　<br />
　原則から進んで、もう少し詳しく説明します。<br />
　<br />
　<strong>１．全裸で入ります。</strong><br />
　<br />
　服を脱いで、サウナに入りましょう。体に昇り龍や桜吹雪の絵が書いてある人<br />
　は服で隠さず、潔く諦めましょう。<br />
　<br />
　<strong>２．サウナ室に入る前に体を洗います。</strong><br />
　<br />
　体を洗わなくてももちろん入れますが、明らかに（！）体を洗っていないおじ<br />
　さんが間近にいるのは落ち着きません。そんなおじさんが背中に汗の粒を規則<br />
　正しく綺麗に並べていたとしても、誰も触れたいとは思いません（ちょっとは<br />
　触りたいですが。。。あ、体をキレイに洗っている人にも触れてはいけません）。<br />
　体を丹念に洗うと、背中の昇り龍や桜吹雪の絵が流れ落ちるかもしれません<br />
　（無理です）。<br />
　<br />
　<strong>３．サウナ室では常識の範囲内で行動します。</strong><br />
　<br />
　サウナ室内は、木の横長のシートがひな壇のように2段から4段設置されています。<br />
　その中で自分の好きな場所に座って汗をかきます。<br />
　<br />
　思い思いにリラックスしていいのですが、あくまでも常識の範囲内で行動します。<br />
　ときどき、寝そべって4人分の席を独り占めしたり、いきなり腕立て伏せを始め<br />
　たりする人がいますが、これはいけません。<br />
　<br />
　立っている人がいるのに、席に手荷物を置いたり、お年寄りに席を譲らないな<br />
　ど言語道断です。<br />
　携帯電話はマナーモードに設定し、通話はサウナ室の外でするのは当然と言え<br />
　ましょう。<br />
　<br />
　ヒトが使っている砂時計を途中でひっくり返すのは止めてください。あっ、ま<br />
　だ砂が半分以上残っているのに、何分入ったかわからなくなりました・・・が、<br />
　だからと言って、また元に戻さなくても。。。<br />
　<br />
　サウナ室のテレビのチャンネルは変えられません。仮に高校野球が終わって、<br />
　Ｅテレ本来のテレビが始まっても、おじさん達みんな仲よく歌のお姉さんやワ<br />
　クワクさんを見ましょう。<br />
　<br />
　サウナ室で過ごしていると気分は禁欲的なポジティブ状態（？）になってきま<br />
　す。でも長居は禁物です。室内にいる時間の目安は10分から12分です。その日<br />
　の体調によって調整しましょう。<br />
　<br />
　<strong>４．水風呂でも大人の行動をします。</strong><br />
　<br />
　サウナ室で十分に暖まったら、次は水風呂に入ります。サウナの真骨頂は水風<br />
　呂にあると言っても過言ではありません。<br />
　<br />
　体が熱いからと言って、いきなり水風呂に飛び込んではいけません。<br />
　まず、かけ湯やシャワーで汗を流しましょう。多少のお湯は火照った体にはぬ<br />
　るく感じます。<br />
　<br />
　体の表面から汗を洗い流したら、足先からゆっくり水風呂に入ります。<br />
　時々頭から飛び込むヒトがいますが、水風呂の底は浅いので、かなりの確率で<br />
　額を割ります。流血事件発生です。愉しいサウナが一瞬で全日プロレスのリン<br />
　グのようになってしまいますので、くれぐれも足から入ります。足の次に顔を<br />
　水に浸けようとするのは不自然です。脇腹の筋肉を攣ったりします。<br />
　<br />
　足の次は腰、胸と順に浸かっていきます。首まで浸かったら、そこでストップ<br />
　して寛ぎましょう。それ以上潜ると溺れます。<br />
　<br />
　初めての時は冷たくて寛げません。「冷てぇよ。バカヤロ。風邪ひくだろぉ」<br />
　という言葉は飲み込んで、寛いだ振りをしましょう。ここはヤセ我慢です。ヤ<br />
　セ我慢をしているうちに、冷たい水が心地よくなってきます。<br />
　<br />
　この心地よさは、サウナと水風呂のパターンを繰り返していくうちにどんどん<br />
　深まっていきます。<br />
　<br />
　やがて熟練してくると涅槃が見えるようになります。これがサウナの醍醐味な<br />
　のです。<br />
　<br />
　でも、初心者はちょっと心地よくなったところで、水風呂からあがりましょう。<br />
　<br />
　ある意味、初心者も涅槃に近い位置にいるのです（熟練者と違う種類の涅槃で<br />
　すが）。<br />
　<br />
　注意しましょう。<br />
　<br />
　<strong>５．適当な場所でダラッとします。</strong><br />
　<br />
　水風呂からあがると、体の表面はシャッキとしているのに、内部はダラッとし<br />
　てる場末の盛り蕎麦状態になります。心の中はリラックス＆充足感です。この<br />
　時間帯は適当な場所を探してダラッとします。<br />
　<br />
　伸びて横になれる椅子があれば最高です。全裸でウトウトします。軽い妄想や<br />
　人に言えない願望を脳内で実現しながら10〜20分くらいを過ごします（注：妄<br />
　想や願望はあくまで個人の主観です。一般的なサウナの効用ではありません）。　<br />
　<br />
　<strong>６．水を飲みます。</strong><br />
　<br />
　しばらくダラッとして、あんなことやこんなことを考えた尽くしたら、再び２<br />
　．の工程（！）に戻ります。<br />
　<br />
　でも、サウナ室に向かう前に重要なことがあります。<br />
　水を腹一杯飲みます。<br />
　<br />
　本当はサウナのあとのビールが最高だから余計な水分は摂りたくない！！と思<br />
　っても、もう一度サウナ室に入るのならば、水を飲みましょう。知らないうち<br />
　に（ってことはないですが）体内の水分は失われています！！まず、それを補<br />
　ってから第2ラウンド突入です。<br />
　<br />
　<strong>７．サウナ→水風呂→ダラッと妄想→水を飲む→サウナ→・・・の繰り返し</strong>　</p>

<p>　これを3セットくらい繰り返すと、体内の水分が入浴前と全て入れ替わります。<br />
　人間の体は成人ならば60％は水ですから、サウナ前とサウナ後は60％別人とな<br />
　るのです。<br />
　<br />
　これを6セット繰り返すと、120％入れ替わりますから、もはや自分ではありま<br />
　せん。誰だかわからなくなってしまいます。<br />
　<br />
　そして「いったい自分は誰なんだろう。それにしてもノドが乾くなぁ・・・」<br />
　とお風呂屋さんの近くのコンビニで缶ビールを買うのです。<br />
　<br />
　プシュっとプルトップを引いて、ゴキュゴキュと勢いよく冷えたビールを流し<br />
　込むと、その仰いだ先には桜が満開で・・・・・サウナからサクラへの黄金リ<br />
　レーによる日本の春を満喫できるのです。<br />
　<br />
　（以上、「サウナ風呂男性編」の無理矢理のまとめなのでした。次回「サウナ<br />
　風呂女性編」をご期待ください）<br />
　<br />
　<br />
　<br />
　謝辞：サウナの世界の扉を開いてくれた心の師匠Ｎ氏にこの場を借りてお礼申<br />
　し上げます。<br />
　<br />
　参考図書：「サ道」（タナカカツキ著　ＰＡＲＣＯ出版）<br />
　注：サウナ体験には個人差があります。各自の心の師匠のお言葉に従って無理<br />
　せず体験しましょう。<br />
　<br />
<img alt="201204_f.jpg" src="http://www.ilii.co.jp/ili-zine/archives/201204_f.jpg" width="300" height="400" /></p>

<p> <a href="http://www.ilii.co.jp/ili-zine/archives/_tacozangi/index.html">中年探偵団バックナンバー</a><br />
　</p>]]></description>
<link>http://www.ilii.co.jp/ili-zine/c/000763.html</link>
<guid>http://www.ilii.co.jp/ili-zine/c/000763.html</guid>
<category>中年探偵団 - Tacozangi</category>
<pubDate>Thu, 19 Apr 2012 17:46:40 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>2012/04月中号</title>
<description><![CDATA[<p>今月のAndroidトリビアで取り上げられた”Angry Birds”。</p>

<p>日本でもひそかにヒットしていますが、キャラクターグッズまで大ヒット<br />
している海外でのフィーバーっぷりとは、だいぶ温度差があるように感じます。</p>

<p>個人的に好きなアプリ”GlobalApps”では、世界各国の人気アプリTOP100を<br />
知ることができます。</p>

<p>世界中、ほぼ同じアプリ（”WhatsApp Messenger”や”Angry Birds”）<br />
が上位に入っているのに対し、中国や日本では、世界のトレンドをよそに独特<br />
のランキングになっていることが多いです。</p>

<p>スマホがこれだけ普及しても、日本独特のニーズや文化を重んじる。携帯電話の<br />
ガラパゴス化と人気アプリには、通じるものがあるような気がします。</p>]]></description>
<link>http://www.ilii.co.jp/ili-zine/c/000762.html</link>
<guid>http://www.ilii.co.jp/ili-zine/c/000762.html</guid>
<category>編集後記</category>
<pubDate>Thu, 19 Apr 2012 11:51:07 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>浅野ゆう子 「こころはからっぽ」（橋本淳/萩田光雄）76RCA</title>
<description><![CDATA[<p>1970年代、日本の歌謡曲は、筒美京平という不世出のソングライター<br />
を擁し、絶頂期を迎えましたが、そのキモは加工の巧みさ、にあります。<br />
米国を中心とする海外の旬の音楽の意匠を、日本風に解釈し、取り込み、<br />
オリジナルとは別物の、親しみやすいヒット曲に仕立て上げるわけです。</p>

<p>「こころはからっぽ」は秀逸なディスコ歌謡。<br />
洗練を続けるソウルミュージックのなかで、あくまで機能的に、下世話に<br />
徹したダンスミュージックが、ディスコですが、そのリズムとマナーを<br />
拝借しながら、日本風に、線を細く、小粋にまとめます。</p>

<p>名アレンジャー萩田光雄氏の紡ぐ、流麗なストリングスとフィルイン的に<br />
絡むピアノ。英米を凌駕する程の、録音芸術に対する完成度です。</p>

<p>十代の少女だった、浅野ゆう子さんのヴォーカルは、薄味にキュート。<br />
和風ディスコに軽やかにマッチングしながらも、しっかりセクシーな余韻<br />
も残します。</p>

<p><a href="http://www.yuko-asano.com/">http://www.yuko-asano.com/</a></p>]]></description>
<link>http://www.ilii.co.jp/ili-zine/c/000760.html</link>
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<category>今月の1曲 - 佐々木 隆行</category>
<pubDate>Thu, 19 Apr 2012 09:33:25 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>第11回 アプリの収入源</title>
<description><![CDATA[<p>　皆さんは「Angry Birds」というアプリをご存知ですか？<br />
　<br />
　GooglePlayや、AppStoreでいつも上位にいる、丸くて赤いトリで<br />
　おなじみのあのアプリです。<br />
　<br />
　ゆっくりと動くなんとも言えない気持ちよさ、短時間で遊べる手軽さ、<br />
　シンプルな操作性。</p>

<p>　障害物がゆっくりと倒れ壊れていく爽快感等々、世界中で支持され、<br />
　今や累計8億以上ダウンロードされていると言われる、超お化けソフト<br />
　です。<br />
　<br />
　Androidでは無料で提供されているこのアプリ、iPhone版では有料アプリ<br />
　として販売されていたんです。<br />
　<br />
　iPhone版での高評価を経て、Android版リリースの際に広告収入モデル<br />
　の無料アプリにしたところ、これが大当たり。<br />
　<br />
　今や月100万ドルの広告収入があるそうです。<br />
　<br />
　モバイルアプリにおける広告収入モデルの大成功例、是非あやかりたい<br />
　ものです。</p>

<p> 　<a href="http://www.ilii.co.jp/ili-zine/archives/android_by_ilii/index.html">Androidトリビア バックナンバー</a></p>]]></description>
<link>http://www.ilii.co.jp/ili-zine/c/000759.html</link>
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<category>Androidトリビア - 鎌田 聡 by ilii</category>
<pubDate>Wed, 18 Apr 2012 15:38:40 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>第23回「市場の壁」</title>
<description><![CDATA[<p>　2月も前月に引き続いてひたすら電話営業の日々。<br />
　最初は懸命に勇気を振り絞っていた活動も慣れてしまうと何も感じなくなり、<br />
　セールストークの内容も落ち着いて、単調な繰り返し作業になる。ここが一つ<br />
　の壁だ。ルーチンワークを継続するのは難しい。<br />
　<br />
　だが、今回ばかりはここで立ち止まるわけにはいかない。今までの営業活動と<br />
　いえばせいぜい企業を少しつつく程度の内容止まりであった。ソフトウェアの<br />
　営業も肝心なコンテンツは他人が作ったものだ。<br />
　<br />
　しかし、今度は違う。今回作成した販促用の資料はこれまでの営業改革に関す<br />
　る実践と研究をほとんど全て詰め込んだものだ。自分に出来ることほとんど全<br />
　てを動員して勝負に出たと言ってもいい。それが市場で全く受け入れられない<br />
　ということは、これまでの自分自身を全否定されるに等しい。今回ばかりはう<br />
　まくいくか試してみるなどと甘いことは言っていられない。<br />
　絶対に失敗するわけにはいかないのだ。<br />
　<br />
　そうやって自分を奮い立たせ、2年近く全く活用されないまま眠っていたデータ<br />
　ベースソフトの収録企業への営業があっという間に一巡した。そこで次にも<br />
　っと収録企業数の多い紙データベースを持ち出した。<br />
　<br />
　ところがこの紙のデータベースの使い勝手が大変よろしくない。<br />
　まず持ち運びが非常に不便だ。また検索もできない。<br />
　営業履歴を直接記録できないという点はデータベースソフトも同じだが、これ<br />
　までのように紙の営業ノートに営業履歴を残すというやり方は考え直さないと<br />
　いけない。<br />
　<br />
　紙のデータベースと紙ノートの組み合わせでは2巡目以降過去の履歴を照会<br />
　しながら営業する際の効率が非常に悪くなる。かといってまさか膨大な紙データ<br />
　ベースをエクセルに転記するわけにはいかない。<br />
　何かうまいやり方はないものか？<br />
　<br />
　そこでふと折衷案が思いついた。紙データベースとソフトデータの融合だ。<br />
　<br />
　まず紙データベースをスキャンしてPDF化する。<br />
　次にPDF管理ソフトのスタンプ機能の中で日付を押印できるハンコを使い、営業<br />
　する毎に該当企業の近辺に押印する。<br />
　さらに注釈リスト機能を使ってそのスタンプに対応する注釈欄にその企業に対<br />
　する営業履歴やコメントを入力するのだ。<br />
　<br />
　こうすれば紙を持ち運ぶ手間はなくなるし、注釈リストの検索機能を使えば<br />
　営業履歴の内容を瞬時に検索・集計できる。<br />
　<br />
　またどの企業に営業をかけたのかビジュアル的にも分かりやすい。<br />
　次善の策にしてはなかなか上々ではないか。<br />
　<br />
　こうして猛然と営業を再開し、2月も営業一色で駆け抜ける。<br />
　2月の営業結果は次のようなものだった。<br />
　<br />
　　○　52社　△　317社　×　386社　××175社　合計933社<br />
　　<br />
　××というのは今月から新たに記録し始めた記号で、資料不要ということにつ<br />
　いて何らかの理由が確認できた場合を表している。<br />
　例えば既にコンサルタントと契約中であるとか、責任者が電話に出てきて資料<br />
　の内容を伝えた上で不要と判断されたケースだ。<br />
　<br />
　これは「断られる」ということの定義に関わる問題だ。<br />
　営業において「断られる」とは一体どういうことか定義するのは実は極めて重<br />
　要なことだ。<br />
　<br />
　私の場合「責任者が資料の内容を確認して自社には不要だと判断した場合」と<br />
　考えている。それ以外、例えば電話に応対した人に即断られたりするのは、<br />
　電話営業が断られたのであって、肝心な商品やサービス自体を断られたわけ<br />
　ではない。そこを区別しようという狙いだ。<br />
　<br />
　△や×は2巡目で再びターゲットの候補となる。<br />
　こう見ると1回の電話営業で商談できる確率というのは○と××あわせた24％で、<br />
　他はそもそも有効に到達できていないということになる。<br />
　<br />
　そんな小さな工夫を考えながら何とかルーチンワークでモチベーションを落と<br />
　さないよう自らを鼓舞し続けた。しかし、とうとう行き詰ってしまう。<br />
　<br />
　3月に入りセミナーの準備やソフトの導入支援で一時的に営業活動から離れ、戻<br />
　ったときには以前のように手が動かなくなっていたのだ。<br />
　<br />
　その頃には資料送付は100社を超えていた。しかし、市場からのリアクションは<br />
　全くない。<br />
　<br />
　営業を再開しようとしたときに、どこからともなく耳元でささやく声が聞こえる。<br />
　<br />
　「このまま続けて本当にリアクションがあるのか」<br />
　「あんな長い資料を読んでくれる人が本当にいるのか」<br />
　「こんな活動意味がないのではないか」<br />
　<br />
　心の中で芽生えた小さな疑問はやがて不信になり、そして営業の手を鈍らせる。<br />
　<br />
　今回ばかりはここで止まるわけにはいかない、自らに言い聞かせて何とか受話<br />
　器を上げ、電話をかける。断られる。<br />
　受話器を上げる。断られる、また断られる・・・ついに心に張り付いた疑問・<br />
　不信が一気に溢れ出る。<br />
　<br />
　今までかろうじて心と体をつなぎとめていた糸が切れ、とうとう完全に手が<br />
　止まってしまった。<br />
　<br />
　いろいろなことで気分転換を図ったり、しばらく時間をかけて回復を待っても<br />
　今回はどうしても回復してこない。前日の夜から明日こそはと気合を入れても、<br />
　朝席についた途端にやっぱり無理だという思いに襲われる。<br />
　<br />
　もうここまでかと失望感に苛まれる。そろそろ潮時だろう。あとできることと<br />
　言えば、資料を送付した顧客をフォローすることくらいだ。それならできそう<br />
　だ。<br />
　<br />
　しかし、リアクションがないということがそのまま市場の反応を物語っている<br />
　のではないか。市場からの厳しい評価にショックを受けるだけかもしれない。<br />
　だが、そうだとしてもせめて最後に市場の声を聞いて終わりにしたい。<br />
　<br />
　そこで送付した順番にフォローの電話をかけはじめた。<br />
　1件目留守。2件目会議中。3件目ようやくつながる。<br />
　が、資料が「多分」届いていないという。もう一度送付させてもらうことに<br />
　なった。送付したのは2ヶ月以上前だ。もしかしたら実際には届いていたが記憶<br />
　に残らないようなインパクトの弱いものだったということか。<br />
　ネガティブな思考が頭をよぎる。<br />
　<br />
　次はいまどきホームページも持っていない製造業の会社で無駄だろうと思いな<br />
　がらも資料を送った企業だ。<br />
　<br />
　あまり期待せずに電話をかけると低い声で担当者が出る。<br />
　<br />
　名前を名乗ると「あっ、以前資料を送って頂いた方ですか」と急に対応が明る<br />
　くなった。<br />
　<br />
　私は長い資料であったことを詫び、何か役に立つ部分があったか恐る恐る質問<br />
　した。<br />
　<br />
　すると信じられない返事が来た。<br />
　<br />
　「とても参考になりました。今後は当社もこのような営業を展開していかなけ<br />
　ればいけないと思いました。営業は6名いるのですが、資料は全員に回覧しまし<br />
　た。」<br />
　<br />
　私は聞きながら足が震えるのを感じた。さらに話は続く。<br />
　<br />
　営業のコンサルティングではないが、現在社内で取組んでいる価格設定のため<br />
　の原価計算の改善支援はお願いできるのかと聞かれた。<br />
　<br />
　コストで大きな比重を占める電気代の配賦に関する質問などを受けたが、私は<br />
　昔何十回と繰り返した財務会計のテキストや問題集を思い出しながら、やります、<br />
　やってみせます、是非やらせてくださいと、とにかく必死で回答した。<br />
　<br />
　「では一度お会いしましょう」<br />
　<br />
　このとき私ははじめて商売を続けていける可能性を感じることができた。<br />
　「誰と」ではなく「何を」を起点とした新しい出会い、やりたいこととやって<br />
　欲しいことから始まる関係、人々が市場を使う理由、企業の存在意義、そして<br />
　私とまだ見ぬ顧客の間に横たわる市場の壁、その高い壁を超えられる可能性を<br />
　確かに感じることができた瞬間だった。</p>

<p>　<a href="http://www.ilii.co.jp/ili-zine/archives/3330_/index.html">33歳の起業奮闘記 〜30歳のがん闘病者 その後〜バックナンバー</a><br />
　<br />
　<a href="http://www.ilii.co.jp/ili-zine/archives/30_/index.html">30歳のがん闘病記 バックナンバー</a>　<br />
　<br />
</p>]]></description>
<link>http://www.ilii.co.jp/ili-zine/c/000758.html</link>
<guid>http://www.ilii.co.jp/ili-zine/c/000758.html</guid>
<category>33歳の起業奮闘記〜30歳のがん闘病者 その後〜 - 鶴田 寛之</category>
<pubDate>Mon, 09 Apr 2012 13:41:49 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>◆トリビア＜117＞ 実店舗とECサイトの融合</title>
<description><![CDATA[<p>　アパレルメーカー、アバハウスインターナショナルの商品を販売する<br />
　通販サイト「アットシェルタ」が、今年9月のECサイトリニューアルを<br />
　機に、実店舗との連携を強化して顧客の利便性向上を図ると発表しました。<br />
 <br />
　リニューアルの目玉は、ECサイトに店頭在庫を表示するというもの。<br />
　スタート時は前日の在庫状況を表示するとのことですが、ゆくゆくはPOS<br />
　レジと連動し、リアルタイムで在庫状況が把握できるようになるそうです。<br />
　ネットをカタログ代わりに利用し、欲しいものを見つけて実店舗に買いに<br />
　行く場合、とても便利な機能です。</p>

<p>　また、同じく大手セレクトショップ SHIPSでは、実店舗のハウスカードとEC<br />
　サイトのオンラインポイントを共通化したり、実店舗で商品を購入した顧客<br />
　に対し、ECで使えるクーポンを配布したりと様々な取り組みがなされています。</p>

<p>　このような、何気ない”便利”の裏で、システム的にはかなり大掛かりな<br />
　ものになっているはず。</p>

<p>　どんどんなくなっていくネットとリアルのギャップを感じつつ、裏で<br />
　動くシステムやそれを支える人々に思いを馳せてみたのでした。</p>

<p>　出典：通販新聞</p>]]></description>
<link>http://www.ilii.co.jp/ili-zine/c/000757.html</link>
<guid>http://www.ilii.co.jp/ili-zine/c/000757.html</guid>
<category>通販トリビア</category>
<pubDate>Fri, 06 Apr 2012 11:19:55 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>2012/04月初号</title>
<description><![CDATA[<p>　東京では、先週末が桜の見ごろでした。<br />
　Facebookを見る限りでは、たくさんのひとたちがそれぞれの場所で<br />
　お花見をされたようです。</p>

<p>　昼間から堂々と屋外でお酒が飲める。<br />
　そんな機会もめったにないですから、やっぱり毎年楽しみですよね！<br />
</p>]]></description>
<link>http://www.ilii.co.jp/ili-zine/c/000761.html</link>
<guid>http://www.ilii.co.jp/ili-zine/c/000761.html</guid>
<category>編集後記</category>
<pubDate>Fri, 06 Apr 2012 10:11:51 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>本当の優しさ</title>
<description><![CDATA[<p><a href="http://www.ilii.co.jp/ili-zine/archives/2012_04_l.html" onclick="window.open('http://www.ilii.co.jp/ili-zine/archives/2012_04_l.html','popup','width=800,height=828,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img alt="2012_04.jpg" src="http://www.ilii.co.jp/ili-zine/archives/2012_04.jpg" width="450" height="466"  border="0"><br />
</a></p>

<p>　数回前の「あ行の人」のコラムで書いたが、僕は中国語講座に通っていた。<br />
　<br />
　目的は弊社大連ラボのスタッフとコミュニケーションをとれるようになることだ。<br />
　と前回は書いたが、実はもう一つ大きな目的がある。それは社内で誰よりも早<br />
　く中国語検定3級に合格し、「どうだ!、おらっ」と威張り散らすことだ。<br />
　動機不純&嫌な男なのだ。<br />
　<br />
　前回は目的と手段を取り違えていたということに気づき、検定試験を受けるの<br />
　を止めたと書いたが、あれは一時の気の迷いだ。ハ、ハ、ハ。<br />
　<br />
　僕は名刺交換数でも販売実績でも中国語検定でも社員に負けたくないのだ<br />
　(今年は名刺交換数でK君にぶっちぎられ、売上でO君に負けたかもしんない<br />
　が・・)。<br />
　<br />
　毎年の社長賞(売上高上位者に贈られる)だって僕がもらってしかるべきだと<br />
　いつも思っている。心の狭いオヤジなのだ。<br />
　でも、その競争心が僕の働く原動力なのだ。カッ、カッ、カッ。<br />
　<br />
　興奮して話があらぬ方向に向かってしまった。。。<br />
　今回は中国語講座の事について書きたかったのだ。失礼した。<br />
　<br />
　僕が通ったのは、拓殖大学オープンカレッジ、外国語講座。<br />
　なぜここにしたかと言うと、会社から近く(約10分)て安いからだ。<br />
　授業は毎週火曜日18:50〜20:30まで、間に10分の休憩が入るので実質1時間30分<br />
　の授業である。<br />
　<br />
　一応大学なので夏休みと冬休みの間は授業がないが、年間でトータルの受講時<br />
　間は約40時間。年間授業料は63,000円。1授業当たり約1,500円の計算になる。<br />
　先生はもちろんネイティブ。こんな好条件の外国語教室はそうそうない。<br />
　月に1回居酒屋行くのを我慢すればいいのだ。<br />
　<br />
　僕は火曜日に呑みの約束を入れないことと、出張を入れないことを心に決め、<br />
　授業に挑んだ。<br />
　<br />
　1クラスの定員は18名まで。<br />
　僕が入った中国語入門コースは開始時は確か全員で16名ほどだった。<br />
　<br />
　男性陣は学生っぽい人が1名、ビジネスマンっぽい人が4名、70歳ほどの人が2名。<br />
　女性陣はOLっぽい人が3名、主婦っぽい人が3名、中学生のような子が2名。<br />
　<br />
　最初の数回の授業でみんなのレベルがわかった。全員本当の初心者だった。<br />
　僕は楽勝だと思った。何と言っても独学で4級を取っているのだから。<br />
　<br />
　夏休みが明けた時には、ビジネスマンっぽい人が2名、OLっぽい人が2名来なく<br />
　なっていた。全員で12名に減った。<br />
　<br />
　そして冬休みが明けた時には主婦っぽい人が1名、ビジネスマンっぽい人が1名、<br />
　中学生のような子が1名来なくなり、9名になった。<br />
　<br />
　しかし、残った人たちは確実に上達していた。みんなしっかり予習、復習をし<br />
　てきていた。<br />
　<br />
　先生の質問にもスラスラ答えられるようになっていた。<br />
　僕も最初の余裕は何処へやら、負けてはならじと必死で頑張った。<br />
　そして最後まで残った9人が修了証書をもらえる資格を得た。<br />
　<br />
　修了証書は修了式で渡される。<br />
　その修了式が先月、3月15日に市ヶ谷のある会館で行われた。<br />
　修了式&修了パーティだ。<br />
　<br />
　僕はパーティが苦手だが今回だけは特別だ。何と言っても最後まで生き残った<br />
　のだし修了証書ももらいたいし、先生にもお礼を言いたかった。<br />
　<br />
　会場に着いて僕は立ちすくんだ。<br />
　なんとそこには老若男女300人くらいの人がいたのだ。<br />
　<br />
　この大学は、中国語、韓国語、インドネシア語、フィリピン語、モンゴル<br />
　等など全部で16言語の講座を開催している。<br />
　そしてそれらに入門から上級までの2〜3コースがある。<br />
　1講座18名としても全部で500人以上が勉強していたわけだ。<br />
　<br />
　入り口で呆然としていると、ニコッと笑った女の子が僕の前に現れた。<br />
　同じクラスの中学生(たぶん)の子だ。<br />
　<br />
　「こっちです」。彼女はそう言って僕をテーブルに誘導してくれた。<br />
　テーブルにはすでに教室の仲間が集まっていた。<br />
　<br />
　仲間と言っても僕はこの1年間実は誰とも言葉を交わしていなかった。<br />
　名前すら知らない。<br />
　(教室では先生がそれぞれを中国語読みで呼ぶので訳わからんのだ。ちなみに<br />
　僕はQingzhao、日本語想像つかんでしょ)まったくひどい奴だ。<br />
　<br />
　僕は後ろめたさを感じながらみんなに「お疲れ様でした」とあいさつした。<br />
　ほどなく先生がテーブルにきた。<br />
　<br />
　副学長や理事、主賓の挨拶があり、パーティが始まった。<br />
　みんなは食べ物を取りに行った。僕は混雑が嫌なのでテーブルに残っていた。<br />
　そこに僕をテーブルまで誘導してくれたあの女の子が料理を二皿ほど持って<br />
　戻ってきた。見ると箸は数膳握っている。<br />
　<br />
　この子は自分の分の料理を取りに行ったのではなく、みんなの分を取ってきた<br />
　のだ。感心な子だ。周りの大人たちはほとんど自分の分の料理を我先に取って<br />
　食べているのに。。<br />
　<br />
　みんなは先生を囲み、授業の思い出やこれからの事などを話した。<br />
　そして先生に1年間のお礼として生徒みんなから花のプレゼントを渡した。<br />
　先生からはみんなに一人ずつ修了証書が渡された。<br />
　<br />
　先生が中学生の女の子に修了証書を渡すとき、みんなに向かって言った。<br />
　「そうそう、みなさん、この子のお爺ちゃんは中国人なんですって。今回この<br />
　教室に来たのはそのお爺ちゃんと中国語で話しがしたいからなんですってよ、<br />
　素敵ですよね」。<br />
　<br />
　僕はそれを聞いて彼女を見つめてしまった。<br />
　僕を見つけてテーブルまで誘導してくれて、みんなの料理を持ってきてくれて、<br />
　そして・・・お爺ちゃんのために1年間。。す、す、素敵すぎる。。。<br />
　<br />
　最近、いろいろあって心がカサカサトゲトゲしていたのだけど、この子にすべ<br />
　て洗い流された。本当の優しさに。<br />
　<br />
　さ、今期も頑張るぞ!中国語講座中級。3級検定。名刺交換数1位。販売実績1位。<br />
　<br />
　かかってきなさい!!　</p>

<p><br />
　<strong>イラスト：福田泰孝（ふくだやすたか）</strong><br />
　大阪在住のグラフィク・デザイナー/イラストレーター。<br />
　『悲惨な状況を爆笑のネタへと昇華する』才能とセンスの持ち主。<br />
　彼のいる空間では笑いが絶えることはない。通称『福ちゃん』。　<br />
</p>]]></description>
<link>http://www.ilii.co.jp/ili-zine/c/000756.html</link>
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<category>今月のひとこと - 青沼 克一 by ilii</category>
<pubDate>Fri, 06 Apr 2012 09:47:46 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>第10回 事前期待のマネジメントの反響</title>
<description><![CDATA[<p>　いよいよ三月もおしまいですね。<br />
　<br />
　お仕事されていらっしゃる方は年度末で何かと忙しいのでは？<br />
　パパクワッチも今年は例年にもまして忙しい日々を送っております。<br />
　<br />
　さて、前回のコラムもたくさんの感想やコメントをいただきました。<br />
　改めてお礼申し上げます。<br />
　<br />
　特に事前期待のマネジメントについては、様々なご意見を頂きました。<br />
　今回のコラムでは、「事前期待のマネジメントの反響」と題して皆さんと共有<br />
　させていただきたいと思います。<br />
　<br />
　まずは、クワッチについてのコメントに関連して、少しクワネタをご紹介します。<br />
　<br />
　"クワッチって、越冬する種としない種があるのですね。すべて越冬するものと<br />
　思っていました。"<br />
　<br />
　これとは逆に<br />
　<br />
　"クワッチが越冬する事を知りませんでした！"</p>

<p>　とおっしゃる方もいらっしゃいました。<br />
　<br />
　Dorcus種と呼ばれる黒く平べったいクワッチ(オオクワガタやヒラタクワガタ、<br />
　コクワガタ)は、越冬します。その一方で、一般によく知られているノコギリ<br />
　クワガタやミヤマクワガタは、短い夏を過ごして子孫を残すと★となり、越冬<br />
　することはありません。<br />
　<br />
　「成虫になるために羽化して数ヶ月で亡くなってしまうなんて！」<br />
　<br />
　と少々感傷的になってしまいますが、そこは摩訶不思議なドラマが隠されてい<br />
　ます。<br />
　<br />
　実は、ノコギリクワガタやミヤマクワガタは、発生する前の年の夏に羽化して<br />
　いるのです。<br />
　<br />
　「えっ！どういうこと?」<br />
　<br />
　と言う声が聞こえて来そうですが、実はこれらの種族は、羽化した夏には蛹室<br />
　（さなぎから羽化まで過ごす部屋）からは脱出することなく、飲まず食わずで<br />
　ジッとして翌年の夏まで過ごすのです。<br />
　<br />
　なぜ、このような修行僧のような習性になったかは諸説あるのですが、元々四<br />
　季のない南方から黒潮に乗って生息域を広げて来たノコギリクワガタは、日本<br />
　の四季のリズムに合わせて羽化後の蛹室の脱出時期を見合わせているという説<br />
　があります。<br />
　<br />
　何とも不思議な話ですよね。<br />
　<br />
　さて、いよいよ本題に入りたいと思います。<br />
　<br />
　今回は、事前期待のマネジメントに関する読者の皆さんからのコメントを<br />
　ご紹介してまいります。<br />
　<br />
　"第9回拝見しました。事前期待のマネジメントはほんとうに大切ですね。<br />
　完全にマネジメントできていないとしても、事前期待を想定し、手を打つこと<br />
　に価値があるのだと最近思っています。これがある意味昔から言われている<br />
　気配りだったり、おもてなしの心に通じているのかもしれません。"<br />
　<br />
　そうなんですね。何か新しい概念と言うより、昔から言われていた事を改めて<br />
　体系立てて整理したと言っても良いかもしれません。<br />
　<br />
　そして、「事前期待をマネジメントしなければ！！」と力むのではなく、<br />
　「まず、事前期待があることを意識すること」が重要ではないでしょうか。<br />
　<br />
　"事前期待と言っても、事前だけでなく、サービス途中、後とすごく解釈は広い<br />
　んですね。<br />
　<br />
　期待値を調整しつつ、調整においてもガッカリさせないこと、そして情報を<br />
　知った上で自分が選んだという気持にさせることが大事なのかなと思います。<br />
　<br />
　逆にセミナーなど申込が早すぎて、参加したかった意欲が薄れてしまう場合も<br />
　ありますよね。そんな時に、タイミングを見て期待値をあげる活動は効果的<br />
　だろうと思います。"<br />
　<br />
　セミナーの申込者に対して、タイミングを見て期待値を維持するアクションは<br />
　グッドアイデアですね。<br />
　事前期待のマネジメントのツボを押さえています。<br />
　<br />
　<br />
　"自分が今一番サービスしてる対象は彼女かもしれないですね。<br />
　もうすぐホワイトデーですし、なにかしら、お返しはしますけど、こういう時も<br />
　事前期待のマネジメントが生かせそうです。親しい相手にあんまり計算高いのも、<br />
　良くないかもしれませんが・・・・・・。"<br />
　<br />
　実は、恋愛は究極のサービスサイエンスの対象かもしれませんね。恋の駆け引<br />
　きはお互いの期待値の探り合い、騙し合い（笑）<br />
　知らず知らずの内に皆さん実践しているのでは！？<br />
　もしかして、サービスサイエンスの考え方を採用すれば、恋愛ゲームの勝率も<br />
　上がるかもしれません。<br />
　<br />
　"仕事上いつも考えることは、お客様は何を望んでいるのか、何を求めているの<br />
　か、それに対する付加価値は何か…等を先読みすることだと思っています。<br />
　<br />
　−　中略　−<br />
　<br />
　情報収集、心配りから始まり…。困っているお客様を助けたい、これをこうし<br />
　てほしいと思うお客様、それ以上に何を望むか…真の顧客理解、まごころをこ<br />
　めて体現するということも大切なことだと思っています。"<br />
　<br />
　まさにお客様の事前期待が何かを知ることがまず大切です。<br />
　その意味で”日々周りにアンテナを張ること”が事前期待のマネジメントへの<br />
　近道かもしれません。<br />
　<br />
　<br />
　"事前期待の話を読んで、最初に頭に浮かんだのはアップル社（戦略、ビジネス<br />
　状況など）です。<br />
　<br />
　アップルファンとしてのひいき目もありますが、製品への機能の実装、新製品<br />
　の発表の仕方やシンプルな製品体系など、そこには常に顧客の事前期待を巧妙<br />
　に操っている戦術が感じられます。<br />
　<br />
　そして、アップルの凄いところは、その戦術にいやらしさがなく、逆に顧客側<br />
　からその戦術にはまっていく傾向すらあるということです。<br />
　<br />
　少し話がそれますが、時価総額40兆円を越えた原動力も、iPad3などへの事前期<br />
　待が大きなウエイトを占めていると思いますが、それ以上にアップルという会社<br />
　に対する事前期待が大きいのだと思います。"<br />
　<br />
　なるほど。私もアップルのユーザの一人として納得してしまいますね。<br />
　市場空前の時価総額を突破した企業の戦略が、実は、サービスサイエンスで説明<br />
　出来たら面白いですね。<br />
　<br />
　<br />
　"面白く読ませていただきました。コンサルティングでいう期待値の調整という<br />
　重要なフェーズですね。<br />
　<br />
　期待値のテーマには、期待値の「把握」と、「調整」の二つのテーマがあると<br />
　思います。また、期待値は「事前」があるなら「途中」と「最終」があり、<br />
　さらに期待値に対する施策としては「越える」「満たす」「下げる」があると<br />
　思います。<br />
　<br />
　「越える」「満たす」は当たり前ですが、過剰な期待を実現可能(運用を含む)<br />
　なところまで「下げる」のも期待値の調整の施策として難しいけれど大切な<br />
　ことだと思います。<br />
　<br />
　これらをどのように整理し、サイエンスにもって行くか、柴崎さんに対する<br />
　期待値があがってきています。"<br />
　<br />
　<br />
　先輩のコンサルタントの方からコメントをいただきました。ほぼ同じ考え方だ<br />
　と思います。最後に大きな宿題をいただいた感じです（笑）<br />
　<br />
　"私は、事前期待していなかった時にサービスがあり、感動をしたことがありま<br />
　す。それは、新婚旅行でホテルに泊まった時に部屋にプレゼントの花があった<br />
　ことです。"<br />
　<br />
　記念日のサプライズは最近いろいろな所で実践されていますね。さらに一歩上<br />
　を行くと、感動のサービスにつながると思います。<br />
　<br />
　いかがでしたか？<br />
　<br />
　今回は皆様の反響を中心にご紹介しましたが、事前期待のマネジメントに<br />
　ついて、より具体的にイメージできたのではないでしょうか？<br />
　　<br />
　（つづく）</p>

<p>　<a href="http://www.ilii.co.jp/ili-zine/archives/_/index.html">がんばれパパクワッチ バックナンバー</a></p>

<p>　<br />
　<br />
　<br />
</p>]]></description>
<link>http://www.ilii.co.jp/ili-zine/c/000755.html</link>
<guid>http://www.ilii.co.jp/ili-zine/c/000755.html</guid>
<category>がんばれ！パパクワッチ - 柴崎 辰彦</category>
<pubDate>Mon, 19 Mar 2012 10:38:55 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>第10回  『イースター・エッグ』</title>
<description><![CDATA[<p>　復活祭で使われる小物の事ですが、今回は、ソフトウェア等に組み込まれている<br />
　『イースター・エッグ』のお話。<br />
　<br />
　この『イースター・エッグ』とは、特定の操作をすると現れる隠し機能・お遊<br />
　び機能の事です。</p>

<p>　有名な所では、Microsoft Excel2000に組み込まれていたレーシングゲーム等が<br />
　あります。</p>

<p>　最近では、セキュリティ等の問題から見ることが少なくなってきたのですが、<br />
　実は、Androidにも『イースター・エッグ』が組み込まれているんです。<br />
　<br />
　Android2.3以上の機種が対象ですが、手順は以下の通り。<br />
　（※2.3以上でも対象外の機種があります）<br />
　「メニュー＞設定＞端末情報」で表示される「Androidバージョン」を連打<br />
　<br />
　すると、ある現象が発生します。<br />
　どんな事が起きるかは、是非お手持ちのAndroid端末でお試し下さい。<br />
　（※2.3を使用している方で、怖いものが苦手な方はご注意を）</p>

<p> 【Androidトリビア バックナンバー】<br />
　<a href="http://www.ilii.co.jp/ili-zine/archives/android_by_ilii/index.html">http://www.ilii.co.jp/ili-zine/archives/android_by_ilii/index.html</a><br />
</p>]]></description>
<link>http://www.ilii.co.jp/ili-zine/c/000753.html</link>
<guid>http://www.ilii.co.jp/ili-zine/c/000753.html</guid>
<category>Androidトリビア - 鎌田 聡 by ilii</category>
<pubDate>Mon, 19 Mar 2012 09:43:46 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>Donny Hathaway 「The Ghetto」（Hathaway/Hutson）70ATCO</title>
<description><![CDATA[<p>　ダニーハザウェイはいつもお洒落な帽子をかぶっています。</p>

<p>　この帽子姿がよく似合っていて、いかにもインテリな雰囲気をかもしています。</p>

<p>　お洒落でインテリな黒人。1970年代というソウルミュージックの爛熟期を迎え<br />
　るにあたって、この存在感はきっと新鮮だったに違いありません。</p>

<p>　もちろん、その音楽もインテリ然とした端正な佇まいです。<br />
　伝統的なリズム＆ブルースの泥臭さを漂泊して、端然としたアレンジと演奏で<br />
　紡ぐファンクネス。しかし、黒いグルーブの力強さは失われていない。</p>

<p>　50年代ブルーノートの美意識を咀嚼してソウルに導入したようなスノビッシュ<br />
　なアンサンブルは、残念ながらその後あまり後継者がいないように感じます。</p>]]></description>
<link>http://www.ilii.co.jp/ili-zine/c/000752.html</link>
<guid>http://www.ilii.co.jp/ili-zine/c/000752.html</guid>
<category>今月の1曲 - 佐々木 隆行</category>
<pubDate>Mon, 19 Mar 2012 09:34:39 +0900</pubDate>
</item>


</channel>
</rss>
